埋戻を行いながら、順次山留を解体していきます。
転圧機械はNETIS登録のものを使用します。これを使用すると時短になるようです。
国交省 新技術情報提供システムより引用
①何について何をする技術なのか?
・高反発スプリングを内蔵した打撃力の強いランマのため、所定の締固め密度に達するまでの時間が短縮される技術。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・高打撃未対応のランマを使用していたため、締固め作業時に所定の締固め密度に達するまでに時間を要していた。
③公共工のどこに適用できるのか?
・埋戻工、路盤工、締固め工
推進管とPN管との隙間にエアーミルクを充填するために注入孔とエア抜きの管を立ち上げて閉塞します。
管の挿入位置とキャスターバンドの位置をマーキングして、挿入する位置の管の清掃を行います。
ロックリングと言って、管を挿入した後にピンクの部品を抜くと、ロックリングが締まって次の管とロックされます。
PN管挿入用の『つっぱり君』という名前の設備です。後ろのジャッキで「カタンカタン」と推し進めていきます。
到達坑口は、すぐにコンクリートを打設して、パッキンから水や砂が吹き出ないように養生をしました。
排土した量も1本ずつ測って取り込みすぎがないかの確認します。本推進すると320mmタンクに溜まります。320mmで約3.5m3で計画通りです。
推進していくために、鋼矢板に『穴』をあけます。その時に土砂が立坑内に入ってこないように、『坑口』を鋼矢板に全溶接して取り付けていきます。
これがエースモール工法の先導体です。監督員に寸法を確認をして頂きました。
お釈迦様の頭のような『イボイボ』で改良体も掘り進んでいくはずです。(お釈迦様ごめんなさい!<m(__)m> )
さてさて、やっと掘削作業です。
「さて掘るぞー!!}と思ったら・・・・・
か・た・い!! JSGの排泥が固化していて、予想以上にか強度があります。
小型のブレーカーと小型のバックホー使用して掘削をしてきます。
ある程度掘削したところで、山留を設置していきます。
裏込充填用ブロックを設置して、均一に土圧がかかりようにします。
5m掘削機してもまだ固いです。
掘削の深さ以深を改良しているのですが、排泥として上がってきた地山の砂がセメントと固化してモルタルになっています。
当現場の地盤は、均一な砂質土層で、砂粒が揃っていて、非常に崩壊性の高い地盤となっております。
当初の設計より、その均一な砂質土に対応できるような工法が選定されておりましたが、
念には念を入れて推進施工後に地盤の緩みがないかを判定するために、事前に調査を行いました。
現場を始めたころの写真です。
歩道は広いんですが、草がボウボウで、行き違いもできませんでした。規制看板も隠れてしまうぞー!
草刈りをしようとしていましたが、業者が草刈りをしていってくれました。
これは良い! 現場に行くのに歩道が広い!!!!
これを維持しなければと、定期的にせっせと除草剤を散布しております。
強風が吹くと、砂が舞って歩道に堆積してしまいます。
そこに雑草の種が落ちて草ホウボウ!! 小綺麗にしておかないと、工事看板が見えなくなってしまいます。
発進立坑の坑口部の地盤改良が終了したので埋戻を行いました。
今度は到達坑口の改良を行います。
JSGのプラントを発進立坑から到達立坑に移設します。
道路を開放する前にまた洗浄します。
日々、洗浄はしていましたが、解放するとなると汚れが気になります。
汚い道路を走るとクルマが汚れます。洗車した後にクルマが汚れると気分がよくないですよね。
通常のハイウォッシャーの倍の圧力で道路を清掃します。長靴に穴が開く程です!
埋戻を行ったので、対面通行ができるようになりました。
長らくご迷惑をおかけいたしました。
到達立坑も片側交互通行を行なわなければならず、夜間も規制は続きます。
通行車両にもご迷惑をおかけしておりますが、ご協力の程、宜しくお願いいたします。
早く施工を終了させ、対面通行にして、一通行車両のご迷惑の緩和に向けたいと思っています。
毎月1回、関連業者に集まってもらって『災害防止協議会』を開催しています。
来月の工程や、安全指示事項、パトロール結果の周知などを行っています。
毎月、4時間、安全教育・訓練も行っています。
毎日、暑い中作業をして頂いているのですが、早めに作業を終了してもらって2日間かけて行いました。
今月は外での実地訓練は止めて、涼しいところで座学と安全ビデオでの教育です。
次は発進立坑と、到達立坑の坑口部の地盤改良です。
推進工法を始める為に、鋼矢板に穴をあけてそこから到達立坑まで推進を行います。
その穴をあけることを『鏡切り』といいます。鏡切をするときに砂水が吹き出ないように、
また、掘進機の姿勢を維持するために地盤改良を行います。
改良の前に、穴を掘っておき、セメントと砂を溜める場所を作ります。
もうすぐ発進立坑の改良は終わり、到達立坑の改良になります。
会社の安全衛生推進者が現場の安全掲示板や現場内の整理整頓・危険箇所がないかチェックしました。
安全掲示板は掲示義務があるものに抜けがないか確認してました。
よくあるのが施工体系図に下請けの協力業者の記載忘れなどがあります。
現場内のチェックは特に厳しく行います。現場が暑かろうが寒かろうが店社安全パトロールは毎月あります。
いつも現場の安全確認を隅々まで行っていただきありがとうございます!
地盤改良と同時に配水管を布設します。
舗装を剥いで、機械で掘削します。
続々と機材が入ってきます。
地盤改良工のプラント設置完了です。
鋼矢板の底に改良体を作成していきます。
そのまま掘っていくと地下から地下水と砂が噴いてきて周りが陥没してしまいまい掘れません。
全部で26本の改良を行います。
施工前に計測があっているかの確認を行います。
間違って固まらないと困りますから・・・。
積みすぎ注意!!
キチンと重さの確認です。積みすぎるとクルマは痛むし道路も傷みます。
さてお仕事。お仕事。
今日は不断水分岐工です。
不断水とは何ぞや??? 【不】断水。つまり断水せずに分岐をさせます。
まず、50cmの水道管に割T字管を生きている水道管にかぶせます。
それからバルブを取り付けます。
最近急に熱くなってきました。
ちゃんとWBGT値を測っておきましょう。
ベンチで休憩中です。直射日光が当たらないだけで結構涼しい・・・(#^.^#)
なんとこのベンチが担架に早代わりするんです。万が一の時にはすぐ使えます。
道路を掘削後に、車両や歩行者が通行できるように、道路の代わりとなる覆工板を設置します。
道路開放前に散水車を使い、路面をきれいにします。
覆工板に矢板が当たらないように地盤を下げる必要があり、布堀工を行います。
写真に写っているバックホウで掘削作業を行います。
掘削箇所の埋設管ですが以前行った、試掘で位置関係把握しています。
掘削した箇所は、なんと埋設管がありません!!安心して機械掘削作業ができます!!
現場に到達側のケーシングが搬入されました。
今回の推進工事ではとても大事な材料になるため発注者に立ち会っていただき仕様通りの材料か確認していただきました。
発注者・受注者が確認を行いながら現場を進めてます!
材料の確認が無事に終わりましたので現場に材料を搬入しケーシングの建て込み作業を行います。
ケーシングの長さですが14mもあります。先頭ケーシングをグリグリしながら建て込みを行います。
舗装剥ぎ取りが終わり掘削作業ができるようになりました。
最初は重機による機械掘削を行います。機械掘削だけですと埋設管を傷つけてしまう恐れがありますので人力掘削を行います。
埋設管の確認作業は丁寧且つ慎重に作業をします。
目的の埋設管の位置が確認できました。確認後は舗装の仮復旧作業になります。
既設の埋設管に傷をつけることなく作業が完了でき良かったです。
本施工に入る前に埋設管の位置確認を行います。
舗装切断時、汚泥排水が出ます。
当現場ではウォーター・リサイクル工法を採用し汚泥排水の脱水・再生処理を行い排水を再利用可能な状態にしています。
産業廃棄物の減量化、環境負荷が軽減化を図ることができます。
舗装切断後は、剥ぎ取り作業になります。
重機を使用して剥ぎ取りを行います。舗装の厚さは17cmもありました。